1日5分、子どもに集中する時間を作って気持ちを伝えよう

ますみん

すごーく昔のことを、ふっと思い出したの。こんな時期あったなあって…。今同じ思いをしているお母さんが、少しでも楽な気持ちになってもらえたら嬉しいわ。

次女のお世話を一生懸命してくれた長女が心に抱えていたもの

長女は基本的にとっても穏やかでマイペースな子だったのですが、年中さんの頃、仲良しのお友達とクラスが分かれたことが引き金になって、手がつけられないほどに荒れてしまったことがあります。

思えば次女がが生まれてからというもの、長女は全く我がままを言わなくなって一生懸命妹の面倒をみる本当にいいお姉ちゃんでした。多分私がそれに甘えてしまってそれで当たり前の時期があったんだと、今になって思います。

ある日、またかんしゃくを起こしてごねる長女につい怒鳴ってしまったときのこと。長女が突然、予想外のことを叫びました。

「まーはダメ!ダメ!まーはダメな子!!!」
「お母さんはみーが大事!!」

ますみん

本当に呆然としたわ。今の本気で言ってるの?どうして、一体何がこの子に、そんな風に思わせたの?そんな感じで、私自身がものすごく混乱したのを覚えているわ。

泣きたくなりながらそんなことないと抱きしめると、長女は私の肩でわんわん泣きました。

軽い気持ちの「ダメ」が長女に与えたのは“愛されてない”という自己否定

色々聞いていくと、長女の気持ちが少しずつ分かってきました。

赤ん坊の次女を危険から守ろうとして、長女がお世話しようと色々するのを

「ダメ」「ダメ」と制限していた事。

授乳や寝かし付けで次女にかかりきりになり長女の言うことに空返事をした事(2、3回あったみたい)。そんなことが重なって小さな長女はダメ、という言葉を自分が否定されたように感じてしまっていたのでした。

その後色々2人で話をして誤解を解き本当に心から謝って

お母さんはあなたを愛しています。
なぜならあなたがお母さんに愛をくれたからなのよ。

と伝えると、長女は笑いながらまた泣いてしまいました。

お母さんの気持ちを伝えることの重要性を理解しよう

そのことがあって以来、意識的に長女と2人の時間を取るように心がけました。

もともと思っていることを口に出して言うのがあまり得意ではない長女が思ったことを言いやすいように、まず私から長女への思いを伝えるように心がけました。

「お母さんはあなたが大好き」
「一緒にいてくれてお母さんはとっても嬉しい」

そんな風に、私の気持ちを一生懸命伝える努力をしました。

長女は私に甘えたくても次女に焼きもちを焼いても、それを表現できなかっただけなのです。時間をとって長女に集中する機会を作ったことで、癇癪はどんどんなくなっていきました。

ますみん

こんな風に「お母さんは嬉しい」「お母さんはこれが好き」など、話し手の気持ちを伝える会話の仕方を、心理学用語でアイメッセージ(I=私)というの。理屈がなかなか通じない小さな子どもにも、お母さんの気持ちを伝えてあげるとメッセージがダイレクトに伝わるわ。

時間が足りないからこそ、1日5分、子どもに集中する時間をとって

とっても昔の話ですが、この出来事は私にとって、大きな気づきになりました。見ているつもりでも子どもには伝わっていないこと、伝えるには「一緒にいるんだからわかるでしょ」ではなく、しっかりと言葉でつたえてあげたほうがいいこと。子どもの心はほんの小さなことで、大きく傷ついてしまうこと。

だからこそしっかりと時間をとって、向き合うことが大切だと痛感しました。

もちろん私も働いていたので、一日中べったりと一緒にいるのは難しい。家事や仕事でたっぷり時間が取れないことの方が多かったです。

そんな時私が心がけたのは「今から5分間この子のことだけを見る!」と決めて、実行することでした。

お風呂の中や、夜寝る前の時間など、他のことは一旦置いて、長女だけに集中する時間を持ちました。もちろんその時間に次女が泣いても長女優先。これで長女はどんどん落ち着きを取り戻しました。

もう大きくなったと思っても、子どもはいつまでもお母さんの温もりを求めているもの。スキンシップと愛されているという実感を持たせてあげることの大事さを学んだ出来事でした。

ますみん

この時の出来事は今でも私の指針になってるわ。子ども一人一人に集中する時間を持つこと、今だに大事にしてる。反抗期に入ってきた長女も、しっかり話を聞いた翌日は、穏やかにしてるわ。子どもが大きくなっても大事なことね。