ますみん
大人だって性格がひとりひとり違うように、子どもだって違います。なんでも頭ごなしに言うことを聞かせるんじゃなくて、その子にあった接し方をしたいものですね。子どもの持って生まれた性格の傾向が分かれば、それに合わせてお母さんも対処法を変えることができますよ。
持って生まれた性格って?
私たちはひとりひとり、持って生まれた性格があります。その持って生まれた性格のことを、心理学用語で“気質”と呼びます。気質はもともとその人が持っているもので、変えられないものです。この気質にプラスして、育った環境や経験で身につける性格があり、それがその人の人格となっていくのです。
気質を上手に活かすことができれば、自分や他人を否定せずにのびのびと育つことができます。得意なことで人の役に立てる喜びを知ることもできます。
特に子どもが小さいうちは気質がそのまま行動に出てしまうことが多いでしょう。お母さんが「なぜ?どうしてこんなことするの(しないの)?」と不思議に思うようなことは、子どもの気質によることが大きいのです。気質は子どもの持つ素晴らしい個性と大きく関わっています。プラスの方向に伸ばすことで大きな才能へと変化するでしょう。
気質は大きく分けて5タイプ!
気質は大きく分けて5タイプあります。おっとりタイプ・おりこうタイプ・わんぱくタイプ・きくばりタイプ・がんばりやタイプです。それぞれに特徴的な性質があり、それを知っておくと、子育てに活かすことができます。
もちろんお母さんやお父さんにも気質がありますので、子どもと気質が違うと「理解できない」「どうしてこうなるの?」ということが起こりがちです。「どうして?」と思うときは、子どもの気質に合わない対応をしているのかもしれません。
子どもの気質がわかれば、それに応じて対応を変えることができます。
ますみん
言葉がけ育児の中で、子どもの気質に関してどんどん解説していきますので、参考にしてみてくださいね。