「育児でイライラして今日も怒鳴ってしまった」
「言うことを聞いてくれない子どもが理解できない」
「イライラした時みんなどう対応してるの?」
子育てにイライラはつきもの。
お母さん、みんなが通る道なんです。
子供を動かすのはアイメッセージが効果的!どんな方法なのか解説します。
ますみん
目次
育児イライラの原因
子どもが寝てくれないとか、時間がないのに準備が進まないとか。
子どもを産む前には考えもよらなかった、自分の思う通りに進む物事がひとつもない、という事実に気づいて愕然としたこと、私もあります。
ますみん
- 毎日何度も同じことを言っても聞いてくれなくてイライラする
- 子どもが宵っ張りでなかなか寝てくれないのでイライラする
- 出かける時間なのに子どもが支度をしてなくてイライラする
「そうそう!」と思った方、多いのではないでしょうか。
子育てのイライラはなぜ起こる?
目の前で子どもがワガママを言ったり、同じことを何度も繰り返さないとならなかったり。
子どもがすること(しないこと)を目にして、イライラが湧き上がることが多いと思います。
以前ご相談して頂いた方で、こんなことを話してくださった方がいました。
お母さん
実はこのご相談、お母さんのイライラの元は子どもがお風呂に入らない、ということではありません。
子どもの困った行動はきっかけに過ぎないんです。
では一体何が育児イライラの原因になるのでしょうか?ひとつひとつ見ていきましょう。
真面目なお母さんほど心の余裕がない
「イライラするんです!」というお母さんに共通しているのは、育児に対してものすごく真面目だということ。
そして自分に
「◯◯するべき」
「◯◯であるべき」
という決まりをたくさん課しているのです。
だからそれが達成できないかも?という状況にぶつかることで、イライラするのです。
例えば、上で挙げたご相談の場合は、お母さんが「7時半にお風呂に入るべき」と強く思っているので、それが難しそうだと感じてイライラする、ということになります。
その裏にはいろんな事情があるでしょう。
8時には子どもを寝かしつけたいのかもしれないし、家事の続きを早くしたいのかもしれません。子どもが7時半にお風呂に入らない、という事自体が問題なのではなく、子どもが7時半にお風呂に入らないと、お母さんが困る何かがあるのです。
そしてそれを要望として、きちんと子どもに言葉で伝えましょう。
ますみん
子どもを動かすアイメッセージとは?
ではどうやって、こちらの要望を子どもが理解できるように伝えるのでしょうか。子どもの心に一番まっすぐ届く、いい伝え方があります。
それがお母さんの気持ちで話すということ。
命令・指示出しとは異なります。
反発を招く原因
例えば普段
「早くお風呂に入りなさい」
「早くお風呂に入らないと明日困るわよ」
と言っているとすれば、これらは全て、子どもを主語にした命令だと言えます。
このやり方で子どもに届くのは「お母さんが怒っている」ということだけ。
一番分かってほしい理由が子どもに届くことはありません。それに人間は本能的に命令・指示されると反発したくなるという性質を持っています。命令したり指示を出すのは、逆効果なのです。
ではお母さんの気持ちで話すとは、具体的などういうことでしょう?
実はとっても簡単なのです。
伝えるときに、主語を「私」「お母さん」にすればいいのです。
上の命令を「お母さん」を主語にしてみると、こうなります。
「◯◯ちゃんが早くお風呂に入ってくれると、お母さん洗濯できるから助かるわ」
「早くお風呂に入ってくれると一緒に寝られるから、早くしてほしいなぁ」
などです。
イライラの元になっている自分の要望を、お風呂に入りなさいで済ませずにアイメッセージにのせて伝えることで、子どもにはより理解しやすくなるのです。
自分を主語にして話す言葉がけ
主語をお母さん自身にして、正直な気持ちを話しましょう。
子どもはお母さんのことが大好きです。お母さんが自分の気持ちを伝えれば、必ずそれに応えようとしてくれます。ものの道理がまだ理解できない小さい子に伝えるには、お母さんの気持ちを伝えるのが一番なのです。
そうすることでお母さんも我慢ばかりではなく、子どもとコミュニケーションを取りながらしつけをすることができます。子どもにもなぜしなければならないか、ということが上手に伝わります。
アイメッセージは難しい理屈なしに子どもに要望を伝えることができます。
アイメッセージを活用して、どんどんお母さんの気持ちを伝えてくださいね。
ますみん