結局根負けして怒鳴ってしまったり、逆に「今日だけよ」って子どものワガママを通してしまったり。一体どうしたら他の子みたいにこちらの言うことを聞いてくれるようになるんでしょう?
お母さん
ますみん
それに寄り添い方にもコツがあります。ちょっとした心がけなので、今から一緒に見ていきましょう。
目次
子どものワガママ、どこまで許す?
子どもが小さい内は、しつけの仕方に悩むお母さんは多いものです。周りの子がみんないい子に見えて
「どうしてウチの子だけがこんなにもワガママなんだろう」
と思うこともしばしば。でも目の前でワガママを言ってる子どもを放置することもできませんよね。
小さい子どもを理屈で言いくるめるのは理解度から言っても至難の業です。かといって育児雑誌によく書いてある“子どもに寄り添った育児”を実行して毎回言うことを聞いていたら、どんどんワガママになるのでは…と心配になることでしょう。
子育てに一生懸命向き合っているからこその悩みなのですが、心配しなくても大丈夫です。
お母さんが「こうする」と決めるだけで、子どもの態度がみるみる変わるコツがあります。
理屈が通用しないからこそ、お母さんの態度が大切
ますみん
今すぐ「今日だけよ」は禁句に。必要なのは一貫した姿勢
例えば、積み木で遊ぶ!と言うので積み木を出したら
「やっぱりお絵かきする!」
クレヨンを出したら
「やっぱりお外で!」
こんな移り気は子どもにはよくあることですね。
でもその度に子どもの要望を満たしていると、どんどん要求がエスカレートする、という経験をしたお母さんは多いのではないでしょうか。
そして最終的にワガママが手に負えなくなり、伝家の宝刀のように「今日だけよ」と言ってしまうのです。
これを繰り返すと、子どもはそれを成功体験として学習します。
「泣けば言うことを聞いてもらえる」
「騒げばワガママが通る」
と覚えてしまい、なにかある度に泣いたりわめいたりして、お母さんの「今日だけよ」を引き出そうとするようになるのです。
お母さんは時と場合によって「今日だけよ」と許すことをせず、一貫した姿勢でしつけに取り組むことが何よりも大切なのです。
寄り添うのは行動ではなく気持ちであると心得る
お母さん
ますみん
「こうしたい」「したくない」と思っている気持ちに寄り添い、理解を示すことがとても大切です。でもそれに伴った行動が良くない場合は、毅然とした態度で示すことが同じくらい大切なのです。
ポイントは子どもの行動と気持ちを切り離して、別々に対処することです。
例えば、公園から帰りたくなくて「帰らないー!!」と泣きわめいている場合。
帰りたくない、という気持ちには寄り添ってあげましょう。
「まだ遊びたいんだね」
「公園大好きだもんね」
などと、子どもの思いを言葉にしてあげましょう。
それから、泣きわめく、という行動を正していきます。
しつけるときは「です・ます・はい」でこちらの姿勢を示す
ではどうやって行動を正すのかですが、意外なほど簡単な方法でこちらの姿勢を示すことができます。
言い切り口調で選択の余地がないことを伝える
- そろそろ帰ろうか?
- ごはんにしようよ
- もうテレビやめない?
当たり前すぎるようなこんな口調が、実は子どもに選択の余地を与えています。
普段の会話ならもちろんこれでOKなのですが、しつけたい時はNOと返事ができる聞き方をしないのがコツです。
それに一番よいのが「です・ます・はい」。上の言葉を下のように言い換えてみてください。
- そろそろ帰ろうか? → そろそろ帰ります。
- ごはんにしようよ → ご飯の時間です。
- もうテレビやめない? → もうテレビはやめます。
そして、子どもがこちらを向いたタイミングで「はい」と言って会話を終了します。
この2つの流れでこちらの断固たる意思を示すことができます。
目を見て、低い声で、短く伝える
そしてもうひとつのコツが、話すときの態度です。小さな子どもはまだまだ本能が強いので、その習性を使います。
- 目を見る…子どもの注意がこちらに向く
- 普段より低い声で…低い声=リーダーの声と認識する
- 短く伝える…理由などの理屈は織り交ぜす、することだけを一言で伝える
ますみん
②子どもの気持ちと行動を切り離し、別々に対処する
③気持ちには寄り添う=子どもに気持ちを言葉にして、分かっていると伝える
④「です・ます・はい」で一貫した姿勢を示す
⑤目を見て・いつもより低い声で・短い言葉で伝える
みんなしつけってどうしてるの?いつからやればいいの?
子どものしつけは、みんな気になるところ。いつからやるの?適した時期ややり方はあるの?そんなご相談もとっても多いです。気になる方はぜひ下の記事を併せて読んでみてくださいね!
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