頑張っても頑張っても終わらない家事。
すごくやる気を出して「完璧!」って思っても、明日になったらまた同じことを繰り返さないといけない。昨日あんなにやったのに…は家事には通用しませんね。
そう、家事はエンドレス。
そしてこのエンドレスこそが、大きなストレスの元。やってもやっても終わらない、というあれです。毎日のルーティンといえば聞こえはいいけれど、実際同じ事を毎日毎日繰り返すのは面倒だし、段々億劫になります。
ますみん
目次
家事は徹底して「自分が楽」を追求してみる。先入観は捨てる!
自分が楽その1:毎日の家事を減らすために、料理はまとめてする
私は基本ルーティンワークが苦手です。毎日同じ事をする、習慣化する、というのが私には苦痛で、色々と試したもののなかなか定着しませんでした。ネギを切りながら「これ昨日も切ったよね…」などど気分が沈んでいくのです。特に料理は、毎日仕事が終わって帰宅してから作るのが苦痛で、ついつい外食が増えていました。
夜中に明日の分を作る、朝早起きして夕食を作るなど、色々試しましたがうまくいきません。基本的に楽がしたい人間なので、早起き・夜ふかしなどの負担が増えるのは難しかったのです。
そこで副菜は1週間分を週末にまとめて作ることをやってみたら、これが私にはうまくハマりました。とにかく土日で作りまくって冷蔵・冷凍保存。そうすることで平日は主菜を1品作るだけで済みます。平日疲れて帰ってからの時間と気力・体力の大幅な負担減になりました。
週末に作り置きをすると決めたことで、自然発生的にできたルールがいくつかあります。
- 金曜日にネットスーパーで買物をする・配達は土曜日の午前指定
- 簡単な作業は子どもと一緒にして、家事時間を親子の楽しい時間にする
- 冷蔵庫の中のものに定位置を決めて整理する
こんな風に自然発生のルールができたことで、子どもとの時間も確保でき、私にとってはとても良い習慣づけになっています。
自分が楽その2:わざわざ家事の時間を作らない・ついで家事を増やす
これは人によって違うと思うのですが、私個人のことを言うと、小さな家事はわざわざそのための時間を作るのが億劫になります。そこで日常の動作の中に小さな家事を組み込んでいくことにしました。いわゆる「ついで」にできることをやっていくスタイルです。
例えば
- 歯磨きをするついでに、洗面台と鏡の掃除をする
- 朝寝室から降りてくるついでに、廊下と階段を掃除する
- まとめ調理をするついでに、包丁を研ぐ
- 朝一番にトイレに行くついでに、トイレ掃除をする
などです。いずれもわざわざ時間をとると思うと「今度にしよう」と思ってしまう小さな家事ですが、ついでとして一連の動作に組み込むことで、わざわざやっているという気持ちを減らすことができ、取り組みやすくなりました。
時短家事の極意は自分との対話にあり。自分の思考と行動の癖を見つめる
作業スピードが上がる方法を持っておく
例えば、ながら家事が得意な人もいると思います。英会話のラジオを聞きながら料理をしたり、掃除をしながら一日のプランニングをしたり。これぞ時短!という気もしますが、これも人によって得意不得意が分かれるところ。
私自身のことを言えば、基本的にはながら仕事は得意です。でも気分を紛らわそうと楽しい動画などを見ながら家事をすると、自分でもびっくりするくらいに気持ちが動画に向いてしまって家事が進まなくなります。
でもいわゆるハウツー動画など、誰かがなにかの作業をしている動画を見ると、不思議と自分もサクサク動けるんです。人がきちんと動いている姿を見て、自然と自分もちゃんとしよう、と思えているのかもしれません。
サクサク動きたい時によく見る動画はこんな感じです。
●モーニングルーティン
●主婦の料理動画(プロの料理はやる気でないですね…だってプロだから)
●(なぜか)ガッツリ家具などを作り系のDIY動画
この辺の動画を見ながら作業すると、すごく機敏に動けます。なぜかは分かりませんが…。気になる方は試してみてください。
自分の癖を知り、それを活かす方法を試す
上述のやり方ができたのも、もともと私自身がこんな癖を持っていることを自覚していたからです。
●ルーティンワークが苦手
●面倒くさがりでわざわざやると思うと「今度でいっか」と先延ばしにする
厄介な癖を克服するのではなく、癖を活かして取り組む方法を考えた結果が、まとめ家事とついで家事でした。
だからこのやり方が合わない人も当然いると思いますし、それはそれでよいと思います。大切なのはどうしたら自分が楽なのかを考え、色々と試すことではないでしょうか。トライアンドエラーを何度も経験しつつ、自分にしっくり来る方法が見つかるのだと思います。
ますみん