お母さん
ますみん
目次
子どもの成長は一人ひとり違う。育児書は参考程度でいい
子どもが成長するほどに、周りと比べたくなるのは自然なこと
子どもが生まれると、お母さんはこの上ないほどに幸せな気持ちをもらえる一方、子どもの発育がとても心配になったりします。初めての子育てならなおさら。ちゃんと寝てくれるか、しっかりとミルクを飲むかなど、気にすることは山のようにあります。
しかしならがら新生児期を過ぎ、乳児検診や児童館デビューなどをすると、段々と周りの同じくらいの月齢の子が気になり始めたりします。
「あの子はもうお座りできるのね」
「あの子はもうあんなにしっかり歩けるんだ」
「あの子はもうお母さんの言うことちゃんと分かってるみたい」
そんな風に、周りの子と我が子を比べて、落ち込んだ経験があるというお母さんは多いのではないでしょうか。
これらは全て、我が子の順調な成長を望むからこそ起こること。子どものことを思うがゆえ、ついつい周りと比べて見劣りする部分に目が行きがちになるのです。
育児書が示すのは平均値。”こうでなければおかしい”ではない
例えば育児雑誌に記されている
「3ヶ月で首が座ります」
「5ヶ月くらいで寝返りします」
「1歳で歩き始めます」
などという発達の目安は全て平均値。これが正常で、これより遅いのは異常だ、という基準ではありません。
早い子もいれば遅い子もいます。育児書と我が子の成長を照らし合わせて比べていると、少し遅いと思ったら心配になり、他のたくさんある良いところに目がいかなくなってしまうこともあります。
お母さんは心配しすぎず、育児書に載っていることは参考程度に考えてくださいね。
ますみん
平均値を目指すのは意味がない。大事なのはその子のペース
できないことを嘆くより、できることを見て成長を楽しもう
子どもを大切に思うからこそ、周りと比べて遅れている(と感じる)部分に焦点を当てがち。
それも全て我が子のことを思う親心なのですが、他の子どもや平均値を我が子を比べ違いに一喜一憂して、目の前の我が子ができるようになったことを見逃しているとしたら、それはとってももったいないこと。目の前の我が子は、必ず毎日成長しています。できないことを他と比べて悲しむより、我が子ができるようになったことを一緒に喜んであげてくださいね。
人のは成長のペースがあって、それは生まれて間もない赤ちゃんでも同じです。得意不得意もありますし、ペースが早い子、ゆっくりな子とさまざまです。周りと比べず、我が子の変化や成長を一緒に楽しみましょう。
できないこと探しはやめよう!できること探しで子育てを楽しむ
他の子や育児書と比べるとどうしても心配になってしまうという場合、オススメの方法があります。
子どものできること探しをしてみましょう。昨日からの成長を数えてみるのです。
「昨日よりミルクを飲む量が増えた」
「元気な声で泣いていた」
「昨日より運動する量が多かった」
など、できることは必ず毎日増えます。
その成長をたくさん見つけられると、どんどん子育てが楽しくなります。子どもにはお母さんの気分が必ず伝わります。ぜひ今日から”できること探し”を始めて、気楽な子育てをしてくださいね。
0才児を育てるって大変!と思ったら
0才児は言葉でコミュニケーションがとれないし、自分で何もできないから全てのことをお母さんがしなければいけませんよね。初めての子育てならなおさら、発育の心配やおばあちゃんや近所の方の意見など、何がいいの?何が正しいの?と迷うことも多いでしょう。
そんなときなぜひこちらもチェックしてみてくださいね!
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