1日たったの7秒間、子どもをハグをするだけで「自分はこれで大丈夫」と信じられる自己肯定感を育てることができます。
自己肯定感のある子は自分の考えや行動に自信を持って生きていけます。
ますみん
愛情の注ぎ方は時間の長さではないんですよ。7秒しっかり抱きしめることで、子どもの愛情を育むことができるんです。
目次
自己肯定感こそが幸せの基礎
「自分はこのままで愛されている」という実感
「自分はこのままで愛されている」と信じられる子は、自己肯定感が高いと言えるでしょう。
勉強ができなくても、足が早くなくても、お母さんは自分を愛してくれている。
たとえ失敗しても、もう一度やり直せばいい。
そんな風に考えられると、強くしなやかに人生を生きることができます。
自分を信じられる気持ち、自己肯定感の基礎を、幼児期にこそ育んであげたいですね。
自分を信じられると、人との関わりも好転する
自分の事を信じているので、困難なことにも「大丈夫、できる」と諦めずに取り組むことができます。自分の考えや行動に自信を持ち、失敗を恐れずチャレンジできます。
チャレンジする人には、必ず助けてくれる人が現れます。
その経験から助けてもらえる喜びを知り、人に対してい思いやりを発揮できるようになります。
周りと協力して一つの物事を成し遂げる、チームワークの喜びも学ぶことができます。
自分を信じて物事に取り組む子は、人に助けられて物事を成し遂げる強さと、進んで人を助けられる優しさを手に入れることができるのです。
幼児期こそ、この自己肯定感を育む基礎固めの時期。
基礎をしっかり作らないまま、頑丈な家を建てることはできません。一生のうちで心と身体が一番育つ乳幼児期に、やる気や行動力の元にもなる自分を信じる気持ちの基礎を育てましょう。
この基礎を築くことが、困難に見舞われても簡単には折れない丈夫な人格を作ります。
自己肯定感を育む最もシンプルな7秒ハグ
安心感、幸福感で満たされるオキシトシンが分泌
自己肯定感の育て方は様々ありますし、子どもが自ら経験する事柄や人間関係の中でも育まれていきます。
ですがここでは、お母さんができる一番簡単でシンプルな方法をご紹介します。
7秒ハグ(7秒抱っこ)を毎日の習慣にすることです。
人は人と触れ合うことで安心したり、優しい気持ちになったりします。
子どもの頃を思い出してみると、
お母さんにギューッと抱きしめてもらった
お父さんに頭を撫でられた
といったことが懐かしい思い出として心に残っている方も多いのではないでしょうか。
実は、スキンシップを取ることでオキシトシンという幸せホルモンが分泌され、愛情を深く感じたり、安心感、幸福感で満たされることが分かっています。その分泌を促すために必要なのが、約7秒間。
7秒間ギューッと子どもを抱っこすることで、子どもの側にもお母さんの側にもオキシトシンが分泌され、お互いに幸せな気持ちになれるのです。
毎朝起きた時、夜寝る前など、いつでもいいので時間を決めて、ぜひ7秒ハグを習慣にしましょう。
人生を幸せに生きる基礎を固める
7秒ハグを毎日の習慣にすると、子どもは毎日幸せを感じながら成長します。
自己肯定感が高い状態で毎日過ごすので、日々の小さな悩みは「ま、いっか」と楽観的に考えられるようにもなりますし、ちょっと難しいなと思うことにも果敢にチャレンジできるようになります。
それに何より、お母さんからの愛情をいっぱい受けている実感が、子どもの愛情深さも育みます。愛を受けている実感があるから、自分も人に愛情を注げるようになるのです。
小さいときにたくさん抱っこすると「抱き癖がつく」と言われたりすることもあるかもしれませんが、そんなことを気にする必要はありません。
思う存分抱っこして、子どもが人生を幸せに生きる基礎固めをしてあげましょう。
ますみん